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ギターの掃除。ボディ編。

昨日に引き続き、ギターの掃除の話です。

昨日も書いたように掃除といってもプロの範囲ではありません。高価な

バフマシーンでもあれば直ぐに綺麗になるのですがさすがにそんな

ことを書いても参考にならないと思います。

 

昨日はネックでした。一つ一つフレットや指板を磨くのは大変骨が折れる作業です。

特に手に汗をかいてしまう人はどうしても汚れやすくまたその汚れはとても頑固です。

ですので根気が大切です。(もちろん使用した後の手入れも必要ですが)

 

本日はボディ。こちらは塗装が何かで大きく変わります。

まずはウレタン塗装。ポリウレタンともよばれ安価なギターに多いです。しかししっかり薄く塗り

しっかり作り上げれれば決して悪い塗装ではありません。有名なメーカーのPRS(ポールリードスミス)

はレギュラーラインナップはウレタン塗装です。(韓国製のものではありません)

ウレタン塗装は楽です。クロスで拭いてください。光沢も十分に出ると思います。どうしても取れない

時はネックで使用したオレンジオイル、レモンオイルで問題ありません。傷にもとても強い塗装です。

本来ギターの塗装としては理想的ともいわれるウレタン塗装ですがうまく制作できなければ鳴りを

殺してしまうのが難です。

 

次にラッカー塗装。こちらは高価なギターに多い塗装です。ラッカーの質もメーカーや職人さんに

よってバラバラです。だからあまりクリーナーを使うのはお勧めしません。目に見えない範囲で

どんどん塗装は落ちて行ってしまうので。基本は乾拭きです。汚れがきつい場合はその部分に

のみオイルを使用してください。天然成分である柑橘系のオイルは大丈夫です。

先に書いた通り色々なラッカーがあります。ラッカー対応と書かれていても塗装が剥がれることが

あります。私も剥がしてしまいました…。

 

一番注意したいのは研磨剤入りです。これは研磨している、剥がしていることと同じです。

綺麗になりますが頑固な時のみのものです。

 

もうすぐ年明け。大掃除、頑張ってください。

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