いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
今回はギターを弾くときの右手について。この話も諸説色々と語られています。
奏法として場所が違うのはよいのですが問題は基本的にどの場所に右手が
くればよいのか。
答えは倍音の位置です。その位置は基本的にはフロントピックアップの
ポールピースの上が望ましいです。基本的な設計ならフロントピックアップの
上が倍音になるようになっています。ここに倍音がある理由は24フレット目に
なるからです。24フレット目は12フレットとブリッジの半分の位置です。
問題になるのは少ないですが24フレットがあるギターです。アコギは
まずありませんがエレキギターは少数ですが存在します。この場合は当然24フレットが
存在するのでポールピースの上であっても倍音の上にはなりません。
倍音の上でピッキングをするのが正しいのですがピックアップの選択ではありません。
リアでもセンターでも構いません。手の位置がフロントピックアップの上にあったとしても
音を拾うのはリアならやはりリアのサウンドがします。
そして重要なのはしっかりギターを構えることができる右手の位置なのです。
リアに近い、またはブリッジに乗せて弾く人をたくさん見ますがブリッジに手を置いてしまうと
右側の骨盤に当たりギターのボディが安定をなくします。本来語りたい理由はそこにあります。
ギターのボディがぐらぐらしてしまえば左手はネックを握りしめるようになり今度は左手に
大きく影響してしまいます。
右手、ピッキングはセンターピックアップの上が望ましいポジションです。
よろしくお願いします。