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使いにくい指です。薬指。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は左手の薬指です。前回は小指でした。この小指の次、もしくは
一番使いにくい指かもしれない薬指の話です。

薬指は使用頻度は高い指です。人差し指ほどではありませんが少し先の
フレットを押さえるには重要です。しかし聞くところによれば
筋肉の付き方が他の指とは違い、一定の動きにはついてこれない指でもあります。
文章にしてお伝えしづらい部分ではあります。厄介なことにこの薬指は
自分で動いているように思うのですが実際は他の指の筋肉によって動いており、
薬指自身が動いていないケースが多々あります。

ここで注目したいのはまた小指です。この小指がネックの下、もしくは裏側に
回り込んでいれば要注意です。これは薬指を使っているときにおこる現象です。
薬指がフレットやコードの際の弦を押さえているように見えますが実は
小指が大きくアシストする。そうなるとネックの下に潜り込みます。ですから
こういった奏法を気付かずに続けていれば指に力はつきません。

まずしっかり小指をネックの前に出して演奏しましょう。そうすると薬指は
アシストがなくなるので薬指自身の力で押さえるしかありません。そこで
動きもよくなりまた力もつきます。そして小指がネックの上に出ることにより
スムーズに演奏ができる、小指を使うフレーズが自在になります。

人間の指の動かし方、形、その人なりの癖は本当に様々です。大変口惜しいのですが
私自身、自分の左手を参考にさせることがありません。手の形がばらばらなので
伝わらないことが多いからです。

ご参考にして下さい。

T’sGuitarSchoolは変わらずレッスンを行っております。コロナウイルスだけでなく
衛生環境に関しましては弊社なりに十分に気を付けております。

また個人レッスン専門なのでグループよりは環境が良いのではないかと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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