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アコースティックギターの弦。

いつもご覧いただきありがとうございます。

弊社T’sGuitarSchoolも自粛に入り1週間が経ちました。渋谷は変わらず静かです。
ただ一部、飲食店は開いている感じがします。

今回はアコースティックギターの弦について。

前回のエレキギターの弦とは違い、アコースティックギターの弦はあまり太さを
選んだりしません。もちろんエレキギターのようにライトゲージなどと呼ばれるセットが
あります。しかし各メーカーのライトゲージのセットの太さは様々です。
要するに1弦が0・12のサイズならライトと呼んでいる気がします。そこから
各弦のサイズにメーカーの設定がある気がします。

ですのでアコースティックギターの弦を選ぶなら太さよりもまずは質になります。
エレキギターの弦の材質はニッケルでした。アコースティックギターもニッケルなのですが
種類があります。

ブロンズ弦‥ブロンズ(青銅)とは、銅を主成分とし、スズを含む合金のことです。(ニッケルも合金です)
      ブロンズ弦は80/20といい、銅とスズのおおよその割合を示しています。
      色はゴールドでギターの出荷の際に張られている場合が多いです。ちなみに
      10円硬貨もブロンズを使っています。
フォスファーブロンズ‥フォスファーブロンズ(リン青銅)とは、ブロンズ合金の中に少量のリンを含有した合金です。メーカーのダダリオが最初に作ったと言われています。
           リン酸が含有されており茶色い感じの色味が特徴です。

大きくはこの2種類になります。ブロンズ弦は一般的でじゃらじゃらとしたストローク向きなのかもしれません。値段もそんなには高価ではありません。
ただし、どうしてもさび、耐久にかける気がします。もちろん個人の感想として捉えてて下さ。
そしてフォスファーブロンズはサウンドに落ち着きがあり私の中ではオールラウンダーな気がします。ブロンズ弦に対して耐久にも優れており
ブロンズ弦より150円から200円くらい高いだけです。

エレキギターの弦は奏法の多様性から本当に種類や考え方がたくさんあります。しかしアコースティックギターはこの弦の質の2種類でよいと
思います。

ストローク、指引きとアコースティックギターにも色々な奏法はありますがどちらの質も大きくその奏法を邪魔するものでは
ありません。結論から言えば本当に好みの世界でいいと思います。

次回、やってはいけないことを書いてみたいと思います。

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