Loading...

指を速く動かすには?効率です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

私自身は教室の近くに住んでおります。歩いて行ける距離に住まいがあります。
7年間通った場所なので昨日も誰も来ることのない教室に行きました。
大切な資料は教室にある場合が多いので。

センター街、殆どの飲食店、物販は店を閉めておりました。辛いのは無期限の
休業。殆どが2週間くらいなのですが無期限は少し切ない。もうオープンできない
のかもしれませんね。

今の渋谷、特に教室の近辺はそのような感じです。

前回に続いて指を速く動かす。効率の話です。

メトロノームの使用から始まり、昨日はChromatic(クロマチック)のフォームでした。小指を使いましょう。
そして今回はフレット、弦からの距離です。

手を指をバタバタさせておりませんか。無駄な動きが多くありませんか。

音楽はスピードです。速い曲、遅い曲、色々ございますがそのスピードはかなりのものです。
BPMやtempoなどと呼ばれるもの。この基準の定義はご存知でしょうか。
一般的な解釈は1分間の間に出現する四分音符の数です。Tempo、BPMが60ということは
すなわち四分音符は1秒に1回ということになります。しかし私の経験上、Tempo60速さ
以下の曲は殆どしりません。遅すぎるということですね。

四分音符が1回出現する間に八分音符は2回。正確には1回の四分音符から2回目の4分音符の出現までに
間に1回、八分音符が出現します。要するに間に1回増えるのが八分音符になります。
そうすると一番遅い曲を60としますと八分音符は1秒の半分になります。0.50です。
実際にtempo60の速さで四分音符を弾くのは大変です。それでも遅いからアドリブの際には
あまり弾けません。八分音符か十六分音符が演奏の主体になります。

数字ばかりですが要するところ「すごい速さ」。音楽はもうゼロコンマの世界が当たり前です。
そうすると上記で書いた手のバタバタ、指をバタバタさせて弾くということはほんの数ミリでも
ロスが多いということになります。

弦に触れるギリギリで弾いてください。直ぐには上手くゆきません。でもその限界を目指さないと
もうすでにロスをすることになります。このロスを減らしましょう。それだけで逆にスピードを
上げることが出来るはずです。

指を速く動かすだけが音楽ではありませんがテクニックが必要なのも事実です。そしてやはり
アドリブの最中の一瞬の速弾きはかっこいいものです。

前回のブログと合わせて参考にして下さい。

このページのトップへ移動