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本日11月30日月曜日。とても良いお天気です。しかしとても寒いようです。そして
乾燥もひどい時期になりました。最近、生徒さんからギターのチューニングが大きく
変わる、しかも全体的に低くなる。このようなお話を聞きます。それは正解。
一般的に湿度が低くなればギターのネックの水分は抜けていってしまいギターのネックが反る、
起き上がってきます。この状態を順反りといいます。弦高(弦からフレットまでの高さ)
が高くなり弾きにくい状態になります。しかしよほどのことがない限りそれほど弾きにくい
反り方はしません。しかしどうしても弾きにくいなら楽器屋さんで直してもらってください。
くれぐれも自分で修正しないことをお勧めします。YouTubeなどでネックの反りの直し方は
閲覧できるとは思います。しかし相手はプロ、もしくは最悪なアマチュア。どちらも初心者が
参考にできるものではありません。やり方は説明されていますが実際に手の感覚などは
動画で語れません。
過去に私もネック調整は行ったことがありますが、とにかくギターそれぞれ感覚はバラバラです。
がんとして動かなかったり、ある程度で動いたり、簡単に動いたり。そしてチェックすると
全然動いていなかった。少しで元に戻った。などなど本当に様々な変化があるのでこれは
まさしく人のなせる技。大きな破損を招くこともあります。最悪はギターは再起不能。
ですから必ず購入した楽器店にご相談ください。
また気にならないならそのままでも構いません。湿度が高い時期になればもとに戻るかも
しれません。またチューニングをすれば違和感なく弾けるかもしれません。ネックの
反りに関しては100万円だろうが2万円だろうが起こりうることです。もちろん私のギターも
反りました。しかし1年後の同じ時期はもう反らなくなりました。楽器が慣れてくるのですね。
などなどあまり気にしないでください。それよりも練習前は必ずチューニングをしましょう。
毎日、3日に1回。この頻度でギターのチューニングが大きく変わることはないのでチューニング
をせずに練習を始める方が多いです。でもそれはダメです。やはりチューニングは確認も
含めてしっかり行いましょう。このようにギターの異変に気付くこともできますね。
明日より12月です。思えばおかしな年でしたね。それでもT’sGuitarSchoolは何とか
レッスン、営業を続けております。今後ともよろしくお願いします。
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