いつもご覧いただきありがとうございます。
今回で13回目。ネックという表題も細かくしたほうがよかったかもしれません。
ネックでも一体どの話なの?といった場合は画像を見てください。今回はネックのバック
の形状です。
ネックのバックの形状は主に3つ。ユーネック、ブイネック、そしてソフトブイネック。
あえてカタカナで書きましたがUネック、Vネック、そしてソフトVネック。
ネックの形状をアルファベットにして書いたものですね。
Uネック。これは広く流通しており特段こだわりがなければUネックの形状は間違いありません。
またオールラウンドに使えてとても便利です。エレキギターもアコースティックギターも
まずUネックなら大丈夫です。
そしてVネック。これはエリッククラプトンが有名ですが本当にVの字の形状をしています。
ギターの左手は常に握る人が多いです。そうしますと親指から人差し指の水かきの
部分がネックに密着するのですがこの手の形がVになります。そうするとギターのネックを
常に握って弾く人はこのほうが弾きやすいようです。常に握りたい人がUネックならどうしても
そのUの平らな部分が邪魔をしてしまいます。しかしこれは常にネックを握りたい人です。
本来クラッシックギターとはネックを握るように考えられてません。そこからギターの基本は
発展したのなら常にギターのネックを握るというのは間違いです。私自身、手が大きい人間では
ありません。だから常に握るのではなく必要な時だけ握るのが正解です。
実際の手を見せてもらったわけではありませんが画像から察するにエリッククラプトンはかなり
手が大きい…。あの手ならがっつり握っても弾けるでしょう。
時には握るがコードや小指をしっかり使うギターソロをやってみたい。そんな人はソフトVでも
いいかもしれません。本物のVネックは強烈です。左手の親指を立てようものなら親指が痛くなる
くらい突起していてもう弾けたものではありません。
もちろん今回の話は私の主観が大きく反映されています。最終的にどんなネックを選ぶかは
個人個人の問題です。ただし、後から変更できるものではないのでUネックをお勧めします。
Vネック自体、あまり好んで使っている人を私は見たことがありません。当たり前ですが
音も全く変わらないので。
今回長くなりすぎるのでクラッシックギターのネックは紹介しませんでした。
また何かの機会にでも。
次回はトラスロッドを書こうと思います。
よろしくお願いします。