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ボディバーツ、ピックアップのこと書いてきました。ボディのパーツと言えば
ピックアップです。これは長くなります。シングルコイルは元祖でシンプルな構造
なのでさらりと終わるのですがハムバッキングは所謂改良型。たくさん紹介できます。
ただし、ピックアップの各メーカーのサウンドは書く予定はありません。理由は様々です
があまりに個人的な意見が入りすぎて参考程度にしかなりません。交換してマウントする。
全く同じギターで試さないと意味がありません。そして全く同じアンプで試さないと
いけないことも大切です。一つでも条件が違えばレポートになりません。そうしますと
ピックアップの配線の技術、サウンドの分析、そしてアンプの音かピックアップ本来の
ものかの判断。もちろんシールドも関係します。ピックアップのサウンドを紹介している
のをよく見かけますが正直なところ参考程度だと思ったほうがよいです。
このハムバッキング、シングルを2個つけたもの。ダブルと言いたいところですがハムノイズを
打ち消すために開発されました。ですからハムキャンセル。そこでハムバッキングと名前が付きました。
ギターやパーツの名称には意味があまりないことが多いです。ハムまでは理解できますがバッキングとは?
ベースにジャズベースとありますがジャズで使う人はいません。ギブソン社のSGなんてソリッドギターで
もうそのまんま。なので固有名詞と思って下さい。
少し話がそれたのですがシングルを2個連結したハムバッキング。こちらにコイルタップというものを
配線します。小さなスイッチの場合もあればボリュームノブなどに組み込まれ代用することもあります。
ミニスイッチとしてマウントするには穴が必要。しかし使いやすいです。ボリュームと兼用すると
無駄な穴はいりませんがどうしても操作はしにくいです。演奏中に素早くというのは無理です。
このコイルタップはオンにすると(オフでもいいです。)ハムバッキングの片方のみ使用する、
要するにシングルピックアップに切り替えることができます。注意したいのはコイルの回転数。シングルピックアップ
ように開発したのではなくハムバッキングに使用するように専用に作られています。だから本来は8000回転を
4000回転にしてあります。またどちらのピックアップを使用するかにもよるのですがマウントの位置が違うので
完璧にフェンダー社の
シングルコイルの音ではありません。シングルに変化といいますが完ぺきではありません。
次回はアクティブピックアップをご紹介します。