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ボディパーツ アクティブピックアップ1回目

ボディパーツ アクティブピックアップ1回目

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回はアクティブピックアップです。

 

シングルコイルというコイルのタイプを表すものに対してはハムバッキング。

コイルを二つ連結させることでハムノイズを軽減しました。

今回はピックアップのインピーダンスの種類です。インピーダンスは抵抗値と日本語に

したほうが分かりやすいです。

このローインピーダンスにしたものをアクティブピックアップ。そして従来のハイインピーダンスの

物をパッシブと呼びます。とはいえ、ピックアップの原点がハイインピーダンスなのであえてパッシブ

という人はいません。アクティブかと聞かれればその時に応える言い方ですね。

 

ハイインピーダンスはいかなハムバッキングでも出てしまいます。完璧に消すことができません。

しかしこのインピーダンスを下げればおのずと減るといった発想からローインピーダンスのピックアップ

の開発が始まりました。やはりノイズを減らしたい発想ですね。しかし当然ながら出力が下がります。

そこで9Vの四角い電池を電力として供給することで同じ、もしくはそれ以上の出力のあるピックアップが

生まれました。能動的にピックアップの出力が増えるので電池搭載がアクティブなんですね。

ハムバッキングでもそこそこノイズは下がるのですがアクティブは本当にノイズが小さいです。

 

ライブのような大きな音やとても深く歪ませた場合などはハムバッキングでも大きなノイズがでます。

むしろノイズごと増幅される感じです。しかしこのノイズは演奏中にはでません。出ているのかも

しれませんが気にする人はいないはず。演奏中ですから。もし本当に演奏中にノイズが出るのなら

それはアースが外れている場合。不良の状態です。どうして電池まで搭載してノイズを減らしたかったのか。

 

レコーディングですね。ギブソン社のハムバッキングも元々はレコーディング時のノイズ対策だったはずです。

演奏中ではありません。先に書いたように演奏中はノイズなんて気にならないはずです。私自身、そんな

経験はありません。アクティブピックアップもやはりレコーディングに耐えうるピックアップを目指したのかも

しれません。現在ではミキシングの際にノイズを消すことも可能なのですがそれはそれで実は問題があります。

実のところ現在でもアクティブピックアップの選択はよほど好きな人でないと選ばないのです。

やはり主流はパッシブとなります。

 

次回はアクティブピックアップの利点、欠点。メーカーを紹介したいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

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