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Bluesについて 2話

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回はBluesの続きです。Bluesは私たちPopsの原点です。この原点である

音楽を知るのは非常に重要でまたPopsの楽しみかたもまた大きく変わります。

音楽的な教育を受けないまま日常で奏でられたものなのでとてもシンプルなのも

特徴です。後年は色々と変化はしたものの、原型は殆ど同じコード進行であったり

するのも特徴です。そしてBluesはJazzにもその要素を含みRock,Funkと

全てまた影響を大きく受けております。

 

最初はニューオーリンズ。デキシーランドなどといったバンジョーを使ったりした

デキシージャズもまたBluesの原点でした。ニューオーリンズは奴隷の港でも

あったためとりわけアメリカでも黒人が多いと聞いています。

歴史は進み、シカゴなどでもBluesは発展します。やはりどこか都会でないと

音楽は脚光を浴びにくいのではないでしょうか。そしてその時はエレキギターも

また登場します。

 

Popsにおいてエレキギターが必ず必要なのは何においてもRockです。Rockバンドで

エレキギターがいないのは聞いたことがありません。もちろん音楽なので自由なのですが

パートとしては外せないものです。またキーボードは逆にRockには必要ないという

人も多いくらいギターがメインです。そして同じくらいギターが必要なのが

Bluesです。名だたるBlues奏者は必ずエレキギターです。もちろんピアニストも

いたのですが後年は電子楽器が増え、音量も大きくなるとピアノは不利です。マイクで

拾うのも現在では可能ですが当時はそれほど音響も特別いいものはなくまた

バーなどでは現在でも大変な設備になります。ライブハウスやジャズバーは

問題ないのですが。

 

このようにギターはとてもBluesに貢献してきました。Bluesはその名の通りもの悲しい

音楽です。ハッピーなことがあまり歌詞には登場しません。ネガティブな内容のものが

多いです。日本の演歌みたいですね。

ピアノ、管楽器、ギター。この中でそのもの悲しさを伝えることができるのは一番派手さの

ないギターでしょう。ベース、ドラムはリズム隊なのでその要素はありません。

エレキギターは派手なイメージはありますがそうは言っても小さな楽器です。

音量やアンプの問題ではありません。

 

次回は少しBluesという音楽の内容に触れてみたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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