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Bluesについて 3話

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今回はBluesなのですが少しBluesという音楽に触れてみたいと思います。

Bluesは教会で生まれました。当時黒人は教会に通う事を強制されていた

のですが白人と黒人は教会も別でした。教会音楽はとてもクラッシックの要素が

強い音楽です。そこで讃美歌などから黒人は白人の音楽を知ることになります。

 

こういった経緯がなければ黒人音楽と白人音楽は融合しなかったでしょう。

また黒人と言ってもアフリカ黒人です。黒人からみても白人の音楽は不思議な

ものに思えたのではないでしょうか。またリズムも黒人、白人では異なります。

4分の4拍子などの概念は白人のものです。黒人にはいわゆるネイティブがありますから

楽譜には書けない(無理やりならかけます)リズムもたくさんあります。

 

最終的にはエンターテイメントの世界に黒人音楽や白人音楽との融合がピックアップされ

なければアメリカには伝わらなかったとは思います。しかし大切なのが教会で融合した

ことが最初だということです。そうでもなければお互いは別の音楽の発展をしていたと

思います。

 

まず白人にとってびっくりだったのが音階です。西洋の音階、いわゆるドレミファソラシド。

誰もが知る長調。メジャースケール。黒人はどうしてもこの音階の少し下を歌うようなのです。

特にドレミのミが低い感じになります。ここで少し音階の説明。音階は全て半音という概念です。

考え方としてクオーターもありますがここでは省略します。その並び方はドの半音上がドのシャープ。

そしてレ。レの半音上はレのシャープ。このような感じで進みます。ミとファ、シとドは既に

半音になっています。それ以外はド、ドのシャープ、レと一音になります。(全音とも言います)

ドレミファソラシドとはつまり全、全、全、半、全、全、全、半。このような並びです。

 

黒人はこの全がネイティブな感性も相まって音が取れないのです。しかし上記にあるように

少し下では音階や音程が成立しなので少し下ではなく半音下になります。

この全音の半音下がすべてBlueNoteとなります。黒人音階という事です。

 

この黒人音階が白人の音楽と混ざりました。白人にはなかった音楽センスのようです。

もちろん違和感が大きくあったのではないでしょうか。しかし適度に使うようになると

意外とこれば渋い音楽になったようですね。

 

少し難しい話かもしれません。次回も続きを書きます。よろしくお願いします。

 

 

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