東京は渋谷にあります。個人レッスン専門のギター教室。T’sGuitarSchoolです。
アコースティックギターを購入したら揃えたい小物。色々とあるのですが今回はギタースタンドです。
安いものでも構いませんが用途、気を付けたいことがあるので購入には少し注意が必要です。
こちらが一般的なもので安いです。購入したらまずは十分に使えるものです。
高さの調整なども一般的なアコースティックギターなら全く問題は
ありません。よほど特殊なものではない限り、どんなアコースティックギター
にも使用できます。
こちらのものはよく似ているのですが少し違います。
自動でネックをロックできるものです。T’sGuitarSchoolでも
こちらを利用しています。最初のものと値段の差は大きく違うのですが
そうはいっても3000円くらいの安さなのでお勧めしております。
このようなスタンドもありますが
お勧めはあまりできません。また
アコースティックギター用とエレキギター用があるのも注意です。
まず背もたれがないので安定度が
あまりよくありません。少しぶつかっただけでもギターそのものが倒れる可能性が高いです。アコースティックギターのようにボディに厚みがあるものは
スタンドの底の幅に合わないことがあり、購入時には要注意です。スタンドの背の方に壁があれば後方からの押されて倒れることはありませんが安定しないので
やはり怖いと思います。こちらはあくまで持ち運び用、ライブなどの時に持参するものです。私も購入したことがあるのですがそれでもやはり不安でした。
このように大きく三種類上げました。ギタースタンドに一番大切なのは安定性です。その安定はやはり後方にあります。ギタースタンドそのものが
倒れることは稀です。以前、訳があって部屋の中心にの置いてしまい、また夜帰ってきて真っ暗な部屋で。その時そこにスタンドがあることに
気が付かず、スタンド事倒してしまいました。しかし壁側にさえ置いていれば問題はなかったと思います。またスタンドが倒れるケースとしては
ストラップ、シールドをひっかけてしまうことです。こちらはよくあるのでいかなスタンドに立てておいたとしても要注意です。
使い方
上記のように背に壁がある位置に置きましょう。そして必ずネックをホールドしてください。最初の画像のものには
必ずラバーでネックを固定できるものがあります。練習をし終えたらこちらで必ずホールドしてください。これが
無いとギターは簡単に転倒します。そして二番目の画像のもの。一番のおすすめはネックが自動でホールドできることです。
ギターはピアノと違って片手では絶対に弾けません。そうなると楽譜にメモや書き込みをする際はどうしてもギターを
置くことがあります。その時、この自動でネックをホールドできるならとても便利ですね。
使い方と言ってもただ置くだけなのですが私も色々と経験をしてきました。そうなると総合的にはやはり二番目の画像が
一番お勧めです。
最後に大切なこと、アコースティックギターの塗装です。この塗装によっては使えないスタンドがあります。塗装と
ラバーのゴムの部分が触れると化学反応でギターとスタンドの塗装が溶けだしてしまうのです。
スタンドだけならまだ良いのですがギターの塗装が溶けてしまうと最悪です。もしお持ちのギターがラッカー塗装で
あれば布を巻いて使って下さい。ラッカー塗装対応のものもありますがラッカー塗装自体は各メーカーによって質が
異なるので慎重に使うことです。触れた瞬間に溶ける訳ではないので様子を観察してください。
ウレタン塗装のもはどんなスタンドでも大丈夫です。
アコースティックギターのスタンドの話でした。参考にしてみて下さい。よろしくお願いします。