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初心者の方にまず伝えたいことです。大切です。

東京は渋谷にあります。個人レッスン専門のギター教室。T’sGuitarSchoolです。

 

●今回は初心者の方に大切なことを書きたいと思います。初心者の皆さんに対してのブログはたくさん書いてきましたが改めて。習い事を始める、何かに挑戦するのはこの1月、2月がとても多いです。1月は新年の仕事が始まり、色々と忙しく、落ち着いてきた2月から探し始める、そんな方も多いです。そのような方は圧倒的に初心者の方が多いのでここでもう一度書いてみたいと思います。まずどんな人を初心者と呼ぶか。これは定義があるわけではないので難しいところです。しかし私が初心者ではないと判断する材料はあります。体験レッスンを受ける大抵の方が「自分は初心者です」といいます。気持ちは分かります。「自分はギターが上手い」そう考えているならまずギター教室の体験レッスンを受けないでしょう。もちろん自信は持ってもらうことは構いませんがやはり知りたいことが多いから体験レッスンに来るのだと思います。しかしそこで初心者という言葉を使う人は少ないです。一体どんな人が「自分は初心者」というのかというとギターに自信がない人、期間を言うならギターを初めて1年以内の人が多いです。もちろん謙虚もあって3年くらい弾いているのに初心者と思っている人もいます。しかし正直なところ私からすればもう立派な経験者です。私が経験者と呼びたい人はレッスンを始めたときにとても早く進めれる人です。もちろん指摘する部分は多いのですがそれでも教室で初めてギターを触ったという人からすればそれは楽ですね。そこで私が初心者と呼ぶ人を挙げてみます。

 

・ギターを買って1か月以内の方

こちらはやはり一から教えたいですね。アコースティックギター、エレキギターでも構え方はあります。ここから教えなければいけない人です。実際に独学の人はギターの構え方が間違っている人がほとんどです。ですので基礎になるギターのフォームは必ず指導するのですが今回のギターを買って1か月以内の方に関してはまずここから教えなければスタートすら難しいでしょう。やはり初心者と呼びたいです。

・ギター教室でギターを購入する人

こちらも明白に初心者ですね。ギターも触ったことがない人です。でも入会は全く問題ありません。ギターを購入せずに入会して後に購入という人が稀にいますが正直それは時間の無駄になってしまいます。私が入会をお断りしたい人は殆どいません。しかし家で練習を全くせず、ギター教室だけで練習をしたいというならそれは正直何もできません。私はすべての生徒さんの記録をレッスン毎に行います。前回のレッスン内容を書き留めてあります。忘れないようになのですが、練習を1週間全くしていない人は全く進んでいません。正直その1週間前と全くに近いくらい変化はありません。もちろん仕事が忙しい、学校のテストがあるなどでそういうことはあるとは思います。皆さんのペースに合わせてレッスンをします。しかし家でギターは所有せず、ギター教室だけというならこれは論外です。ギターは楽器です。そんな簡単なものではありません。ですのでT’sGuitarSchoolでは初回のレッスン時には購入してもらいます。そうでなければ毎週同じことの繰り返しになります。実はT’sGuitarSchoolでギターを購入する人は珍しくはありません。特にアコースティックギターが多いですね。アコースティックギターはあまりデザインがありません。細かい部分は確かにたくさんデザインがあるのですがデザインで目を引く、ボディの色となるとエレキギターに比べれば本当に少ないですね。安いアコースティックギターはやはり安くしたいのでカラーは木の色そのもののナチュラル色が多いです。そして木目の良い、質の良い木目のものは高価になりますので安いものはそこが違います。そうなると強度などには問題はありませんがどうしても木目がかっこよくない、そうなるとべた塗りといって木目を見えなくする塗装になります。実際、安いアコースティックギターほどカラーが豊富になるんです。黒、赤、緑などがあります。そして高いギターになればなるほど、ナチュラル色になることが多いです。こうなりますと安いナチュラル色と高いアコースティックギターのナチュラル色、どう違うのかをアコースティックギターを触ったこともない人にとっては見わけがつかない、そこで先生のお勧めは?となるんですね。ギターを教室で購入する人を初心者と呼ぶ、当たり前のようですが実際あることなので、ギターを持っていない人はぜひご相談いただきたいです。

 

●実際にはこのような人が私の中では初心者です。本当にギターを触ったことがない人のことになります。驚かれるかもしれませんがそれ以外の人を経験者と扱うのはどうなのか。こう思う人も多いとは思いますがギターの講師を24年間続けて、教えた生徒は300人を超えます。これが多い数字なのかそうではないのかも難しいです。辞めて入ってを繰り返しているなら少ない数字かもしれません。でも24年間で100人ならあまりに人気のない先生ですね。またギター講師の時間が少なすぎるとも思います。そうなると大切なギター講師の経験値は低いということにもなります。年月や生徒の数字では講師の実力はなかなか計れないものですね。しかし300人は私が東京で10年間教室を経営した数字なので少々お恥ずかしいですがそれなりの数字ではないでしょうか。その経験では上記のような人が初心者と私は思います。ではどんな人が経験者なのか。

 

・楽器経験がある

アコースティックギター、エレキギター以外の楽器です。ベース、特にエレキベースの経験者の方が入会するケースは多いです。ベースは音程も低くコードを弾くことは基本的にはできません。しかし同じ弦楽器である以上、非常にみなさん、慣れが早いです。これはギターと似ているといった観点からも私がギター初心者と定義しているギターを初めて買って一か月の人からすれば大きな差になります。そしてピアノ経験者。こちらも多いですね。日本では子供にピアノを習わせることは非常に多いです。また子供のうちから習う人が多いのでこれはとても音楽には有利な経験です。大抵の場合が1年以上はピアノを習うのでこれも大きな音楽経験ですね。弦楽器ではないのに何がそれほど経験として有効なのかというと音楽への取り組みです。まずリズム感が全く違います。全く楽器を弾いたことがない、せめて音楽の授業の程度くらい。そう言った人はギターを弾く以前に実際リズムの取り方そのものがわかりません。リズムというものは後回しではできないものです。コードチェンジをするにもリズム通りにできなければ曲になりません。エレキギターの速いソロ。これはリズムを計り、今自分がどれだけのスピードなのかを知りそして目標のスピードを設定する。しかしリズムが合わないのなら目標設定が難しくなるのでまずはリズムが必要になります。ギターを購入して1か月、そして学校以外での音楽経験がない人はここからスタートです。もちろんT’sGuitarSchoolではそのような生徒さんも大歓迎です。しかし子供のころ少しでもピアノを習っていた人はこのステップがまずできているケースが多いのでやはり人より早く進むことができます。そして管楽器の経験者。こちらもリズムが取れる人が多いです。特に管楽器は演奏を長く続けるというより、自分のパートだけを弾くといったことが多いためアンサンブルが皆さん得意です。音楽経験のない人は自分以外の楽器、先生の音ですら、同時になるとつられてしまったり、逆にプレッシャーになってそれだけで演奏を止めてしまいます。しかし管楽器の人は自分以外のパートの人の音に慣れていますね。これもとても重要なことです。人は少しでも自信がないととたんにつられてしまったりドキドキしてしまうものです。この経験は大きいのではないでしょうか。そしてパーカッション。これも本当に大きな経験です。やはりリズムですね。このようにアコースティックギター、エレキギター以外の楽器でも立派な経験者で本当に大きなアドバンテージになるでしょう。そしてピアノ、管楽器、パーカッションのような楽器経験者は楽譜に強いです。楽譜に強いということはすなわち、楽譜に抵抗感がないという意味でもあります。いきなり楽譜を出されてもうそれで嫌な顔をする生徒さんも多いのです。でも上記のような楽器経験者は楽譜がどれだけ大切で多少なりとも読めることは大きなことだと理解しています。もちろん楽譜を読むにも能力が必要かもしれませんが音楽の授業以外で見たことがない人から比べればそれは大きな経験です。

 

●いかがでしょうか。自分にギターは向いていないのではないか。そう思っている初心者の人、問題ありません。そして楽器経験の部分に当てはまっている人はもう経験者です。ギターを習い始めても問題はありません。人より早く練習は進みます。そしてギターは手の大きさや音楽経験に左右されない楽器です。幸いなことに最初にまず音感がないとできな楽器ではありません。押さえるだけでドはなります。リードで調整したりすることもありません。ピアノも最初にまず音感は必要がありません。この最初に音感が必要ないのもハードルは低くなるのではないでしょうか。人はどうしても不快な音を嫌います。自分の楽器のチューニングがいつまでも合わないと嫌になってしまいますね。迷わず、ギターを手にしてみてください。エレキギターでもアコースティックギターでもお好みで。そしてそれでも不安はあると思います。ぜひ体験レッスンを申し込んでみてください。

 

よろしく願いします。

 

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