いつもご覧いただきありがとうございます。
渋谷はコロナの警戒モード。少し人が少ない気がします。
たくさんいた外国の人がかなり少なくなりました。
どうすれば指が速くなりますか。これはよくある課題です。前回はその足掛かり
としてメトロノームを使うことです。しかしこれは基本中の基本です。
そのもう一歩先としてはやはりフォームが大切になります。まず注意点です。
1、動画を見ないこと。
以外かもしれませんが講師の私の立場としては動画はその人のみができる奏法を紹介しているものが
多いです。手っ取り早く答えがでるようですが完璧ではありません。例えばとても身長の高い人。
「身長=手が大きい」ではないのですがやはり恵まれた大きい手のサイズの場合が多くそれは
その人の手の大きさからくる奏法。無理やりでもできてしまうんですね。同じ体躯の人であれば
それも可能かもしれませんが人の体は別々なもの。大切なのは基礎のフォームです。
2、ギターは右手と左手のバランスです。左手だけのせいにしないこと。
「速く動かないんです」、「これ以上速くできません」といった質問をよく聞きますが殆どの
人が左手の指ばかり気にしています。しかし、ピッキングはどうでしょうか。右が根本的に
追いついていない場合もあります。またそのバランスを崩しています。
音楽の速さ、BPMやTempoなどと言いますが実際に繰り出される音符から音符の速さはも秒など
ではありません。コンマの速さです。だから一瞬の動きがもうバランスを崩す、もしくは動きの
妨げになります。
上記の2点は本当に大切なことです。また冷静に考えれば簡単なことなのですがつい練習に没頭
してしまうと見落とすことなのです。まず、自分の動きのどこにロスがあるか。上記の2点で
確認しましょう。そして一つの要因だけで「できない!」と思わないで下さい。大抵の場合は
要因は複数あるからです。
次回は効率を検討してみたいと思います。
よろしくお願いします。