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ボディについて 形状編その2

ボディについて 形状編その2

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。

 

ボディについて書いてますが今回は形状、そしてその2になります。

ボディ形状は本当にたくさんあり私のフルアコを作ってくれている辻四郎氏

はオーダーメイドの際、型から起こすので色々なボディを一から作ってくれます。

そうなるともうボディ形状は山ほど。今回はアコースティックギターですが

サウンドに大きくかかわる点を紹介したいと思います。

 

前回はドレッドノートでした。アコースティックギターを最初に作ったのがマーチン社

なのでまず最初はドレッドノートの形状でした。そこでギブソン社が対抗して作った

のがラウンドショルダーと呼ばれるものです。ギブソン社にもドレッドノート型は

あるのですがスクウェアショルダーと呼んでいるようです。

 

大きな違いはここラウンドの部分。なで肩ですね。この部分のボディの振動がやはり

ドレッドノートやスクウェアショルダーと違ってきます。わずかながらボディの空洞

が少なくなるため力強いサウンドになります。ドレッドノートと比べてサイドとバックの

木材も違うのですがここでその話を書いてしまうと混乱してしまうので今回は形状だけ

見てみたいです。

 

このラウンドショルダーの形状はJ-45という機種が代名詞です。もちろん他にあるの

ですがドレッドノートの対抗馬でした。そしてまたサウンドもドレッドノートとは違ったので

別のサウンドのシェアもまた良かったのかもしれません。J-45は本当にたくさんのミュージシャン

が使用しており複数本所有

する人もいます。ストロークに向いていると書いてあるウエブサイトも

よく見るのですがストロークなら低音から高音のバランスの良いドレッドノートのほうがバランス

が良いと私は思います。弾き方もありまして‥。この辺は講師としての意見になります。

 

ただ、市場も違ったと聞いています。フェンダー社がカントリーミュージックを市場にしたように

実はマーチン社はブルーグラスというジャンルの音楽に参入しました。ブルーグラスという音楽は

アルペジオだったりバンジョーを使用したり。それに対してギブソン社はカントリーミュージック

に参入しました。最初からどのジャンル

に参入するかが異なっています。だからどうしてもイメージ

がついてしまうんですね。

 

もちろん私の勝手な主観もあります。だから後はサウンドで選んでよいと思います。

ただし、講師目線からいいますとしっかり右手をふる、ストロークができていないと両方の

サウンドの違いが分からないので練習!です。

 

次回はその他の形状として色々と書きます。

 

よろしくお願いします。

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