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ボディパーツ ピックアップ編

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回からボディのパーツをご紹介してゆきます。やはり最初はピックアップですね。

特にエレキギターの心臓です。エレキギターはピックアップがないともはや機能していな

同然。とても大切なパーツになります。

 

ピックアップの種類ですがこれもかなりの数に上ります。とはいえ、50もあるわけではありません。

また正直なところ私も素人なので間違いも多いかもしれません。なるべく調べて書いてゆこうと

思います。

 

種類と大きくみるとシングルコイル、ハムバッキング、ピエゾ型ピックアップ。

ピエゾ型に関しましては仕組みがまるで違います。ですのでシングルコイル、ハムバッキングを

マグネットタイプとして区別し、それに対し、ピエゾ型といったりします。詳しくは後述します。

まずはピックアップの全体的な仕組みから。

 

ピックアップは簡単に言えば磁石です。磁石にコイルを巻きつければ電磁誘導が起きます。

もちろんかなり微弱なものなのでこれでは音が小さすぎます。そこでアンプで増幅します。

アンプは正式にはamplifier。増幅器と呼ばれるのはこれが理由です。マイク等もこの電磁

誘導の仕組みです。特にフルアコを使うジャズの人に多いのですがピックアップをマイクと

呼びます。これは昔の名残であって決してボーカルマイクと同じ仕組みではありません。

ギターにマイクを立てて音を拾っていた時代の名残だと思いますのでご注意ください。

 

ピックアップはこのように電池がありません。電磁誘導を利用しています。それに対して

電池を搭載しようという考え方があります。電磁誘導にプラス、ピックアップに電力を供給

するといったところでしょうか。自分でも電力供給することから能動的、アクティブピック

アップと言います。それに対するなら一般的なピックアップは受動的、パッシブピックアップ

と言います。ただ、最初に登場したのはパッシブです。アクティブピックアップの開発は

エレキギターがロックを席巻しだした時期から少し後になります。ですのでアクティブピックアップ

はあまり人気がなくメーカーもあまりたくさんはありません。

結局は従来のパッシブの音がエレキギターの代名詞であるため人気はやはり現状、パッシブタイプです。

 

もちろんアクティブピックアップがどうした意図で開発されたかを検討する価値はあります。

あえて使用するミュージシャンもたくさんいます。

 

次回からはシングルコイルから考察してゆこうと思います。

よろしくお願いします。

 

 

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