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今回はピックアップ、シングルコイルです。シングルコイルはまさしくピックアップの
原点。エレキギターを作ったフェンダー社が最初に開発しました。
カバーがあるタイプとむき出しのものと二種類あります。
シングルコイルはとてもバランスの良いピックアップです。低音から高音まできれいに音がでます。
ただしその分、ノイズも大きいのが特徴です。シングルノイズというキーといった音が常にでます。
とくにエフェクターなどで歪んでしまえばそのノイズが大きくなります。
そしてシングルコイルにも色々種類があります。リップスティックと呼ばれるタイプ。ポールピース
がむき出しのタイプ、カバーのタイプ。これらは少々特徴が違いますがサウンドは紛れもなく
シングルコイルです。そして後年エリッククラプトンモデルにもマウントされていたフェンダー社の
レースセンサー。こちらはポールピースがありません。さすがに詳し
い内部構造は知りません。
ですがシングルコイルなのは確かです。
ギブソン社はハムバッキング。これが定番でしたがシングルコイルも作り始めました。
ギブソン社独自のシングルコイルではありますがしっかりシングルの音がします。フェンダー社と違って
大きいです。そしてその色からソープバーとも呼ばれました。そしてハムバッキングの互換として
ハムバッキングのサイズのシングルコイルも存在します。ストラトキャスターのようにピックガードが
あればハムバッキングからシングルコイルへ変更するのも可能です。ピックガードを交換すれば
良いのです。しかしピックガードがないと非常に不細工なことになります。互換性のシングルコイルは
こういった場合、便利です。シングルサイズのハムバッキングも存在します。その見分け方は
やはりコイルの数です。ダブルにあるならいかな形状でもハムバッキングになります。大きさの問題では
ありません。その逆にハムバッキングのサイズのシングルコイルもあります。こちらも一見、ハムバッキング
に見えるのですがポールピースを3対３で位相を変えてマウントしていますがあくまでシングル。
スプリットタイプと言います。
グレッチ社の出したシングルコイル等、メーカー独自のシングルコイルがある場合は紹介しきれません。
それくらいシングルコイルはたくさんあります。
次回はハムバッキングを紹介します。よろしくお願いします。
