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前回からはギターの話ではなく音楽の話をしようと思います。音楽を
知ることはギターの上達の一つです。自分の演奏している、もしくは学んでいる
ものの概要をしれば非常にギターの演奏に興味を持てます。
そういった意味も兼ねてぜひ、知っておいてほしいです。
まずはPopsです。Popular音楽の略で使われます。まずはこのPopsはアメリカのものです。
南米は違います。南米の音楽といえばサンバ、ボサノバが現地の音楽です。
またヨーロッパのクラッシックの対比になる場合も多いです。後年は
色々と融合しましたが基本的にはアメリカ合衆国のものになります。アメリカ合衆国
自体がヨーロッパの国々が集まったもの。そして独立をしました。ですから自ずと
ヨーロッパのクラッシックの文化は色濃くでます。宗教も派はあるにせよキリスト教が
大きく影響しており、教会という場所もまたアメリカ音楽の発祥に大きく影響をしました。
そして何と言っても大きく影響するのは黒人の音です。こちらの黒人は奴隷として連れて
来られた方なのでアフリカ黒人になります。南米にも黒人はいますがアフリカからの
黒人がもたらしたものが大きく影響しました。アメリカの独立は1783年です。そこから
黒人は奴隷という立場ではなくなったため、また大きくアメリカの人達の音楽に
影響を及ぼしたと言われています。
自由になった黒人は職を求めてたり、路上で演奏をしたりします。バンジョーという楽器の
ボディはスネアドラムです。このように楽器にもまた影響をしました。それから徐々に
音楽は発展してゆくのですが大切なのは黒人の音階が融合したということです。
全く認められなかったらアメリカにはクラッシックしかなかったのではないでしょうか。
黒人の音階がどのようなものかはここでは書きませんがヨーロッパの人達にとってはとても
興味深いものに感じられたようです。
ですからPopsの原点はBluesと言えます。ゴスペルと考えることもできますがこちらは教会音楽と
して位置付けることが多いです。なぜならキリスト教徒だけのものでもあるからです。
もちろんイギリスから独立したとはいえ、ヨーロッパはキリスト教徒の国です。しかしPopsには
宗教的な概念がない、全く日常のものに近いのも特徴です。
次回はBluesを書いてみたいと思います。
よろしくお願いします。