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今回はRockの歴史です。とはいえ、それほど大げさなものではありません。
このブログでは色々と書いてきましたがやはRockにとってエレキギターは
外せないとても重要な楽器です。メンバーにキーボードはいなくてもエレキギターが
いなければロックバンドは成立しません。と言っても過言ではないくらいエレキギターは
必要な要素です。
しかしまず最初に登場したのはテレキャスターでした。そしてRockの初期ともいわれる
エルビスプレスリーなどはまだアコースティックギターを弾いていました。エレキギターを
歌いながら弾くスタイルはかなり広範のように思えます。そしてまだまだギターソロなどは
ありませんでした。Rockなどといってもほとんどは歌中心の音楽だった思います。
そこで大ヒットになるのがビートルズです。しかしビートルズの初期は非常にBlues色が強い
気がします。まだまだロカビリーやツイストといったダンスのためのノリの良い音楽が
中心です。ビートルズと聞いてエレキのソロとは中々思いつきません。「HardDaysNight」
や「オブラディオブラダー」「Yesterday」「BlackBird」などなどたくさんありますが
ジョージハリソンの作曲と言われている「Something」はイントロに少し使われています。
これが珍しいくらいです。そしてビートルズ最後のアルバムでやっと歪んだエレキギターの
サウンドがでます。公式アルバムである「Let It Be」にはとてもかっこいいソロがあります。
なかでも曲名「Let It Be」は8小節のギターソロがあります。ただしベスト盤には違うテイク
がありますのでご注意ください。しかしこのアルバムはビートルズの今までのデモアルバムの
寄せ集めと言われています。ですからおおよそビートルズらしくないサウンド、曲が多くまた
リハの状態のままの曲もあります。
などなど1960年まではまだまだ私達がイメージする激しいギターソロなどは生まれていない
気がします。そしてそこにはまだエレキギターの台頭がないように思えます。よく考えれば
ようやくテレキャスターが登場するくらいです。
このようにRockとエレキギターの歴史をリンクさせながら興味深い話も書いていきたいです。
よろしくお願いします。