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Rockについて 第9話

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

Rockとという音楽とは。この話を書いてきています。もちろん時代が

たくさんあります。そして私自身も受け売りだったりします。その

リアルタイムの変革を見てきたわけではありません。私自身がRockの変革を

リアルタイムで感じることができた年代はこの80年代からです。しかしまだまだ

後付けの話ではありますが。

 

80年代のRockはかなりハードなものでした。70年代前後に台頭したレッドツェッペリンや

ディープパープルがかなり印象的ですがエリッククラプトンも同時期に活躍を続けています。

しかしエリッククラプトンはどうしてもBluesのミュージシャンのイメージが強いのか

Rockと言えばレッドツェッペリンやディープパープルがあげられることが多いと思います。

そしてハードな部分もあるのでハードロックと称されえるのですが。しかし全く

ハードではありません。当時はハードだったのでしょうが今の時代から見れば古いRockといった

感じでしょうか。ハードかそうでないか。ここを区別しているのはギターの奏法。過剰な速さの

弾き方が焦点だと思います。エリッククラプトンが楽譜に書くもびっくりする演奏をしたことは

あまりありません。しかしリッチーブラックモアやジミーペイジはソロも長くまた音符の数も

たくさんあります。

 

Rockが本当にハードに聴こえるのはギターの奏法ではなく私はドラムの音量ではないかと思います。

激しいのはドラムです。ドラムという楽器はたくさん、または幅広く音量を出せます。その音量は

音と数えることが出いない音量(ゴーストノート)もあれば非常に大きな音、耳を塞ぎたくなるくらいの

音量もあります。スネアはそれほど大きな音量が出ないのですがシンバル。特にRockの変化とともに

シンバルの数は増えました。当時はクラッシュシンバル、ハイハット。ここからライドシンバルが

足されますがライドシンバルはおとなしいものです。かなり分厚いので強く叩いてもそれほど大きな

音量のイメージはありません。問題はクラッシュシンバルですね。

 

この80年代のRockではすでにクラッシュシンバルは2台でした。左右に一つずつ。こちらが基本になります。

そしてリムショットといってスネアのリムとヘッドを両方同時に叩くのですがこれは凄い。

ヘッドの音プラスリムの音量も出ることになります。

70年代から80年代にかけてハードになった部分。それはドラムの音量。それに伴い他の楽器も

また音量を上げざるを得ないことになった気がします。

 

次回は続きです。

よろしくお願いします。

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