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エレキ用のピック、アコースティックギター用のピック。

東京は渋谷にあります。個人レッスン専門のギター教室。T’sGuitarSchoolです。

 

本日はピックについて。良いピックとはなんですかとよく質問されます。「良い」の意味が広いので

その状況が大切なのですが。

 

●滑らない

この「滑らない」の理由なのですがすぐにピックや手の汗と連想されますが私の中では全く違います。

基本的なピックを持つフォームをしっかり身につけていればピックは滑りません。私自身、沢山のライブを

してきましたがピックを落としたことがありません。ジャズはおとなしい音楽です。内容は激しい時も

あるのですが、そうはいっても力を込めて弾くようなことはありません。しかしジャズ以外でも私は

演奏活動をしているのですがやはりピックは落としたことがありません。ただ、実際のところ私は

あまり手には汗をかかない体質です。弦が錆びてしまったことがなく、その前に古くなり切れてしまうことが

殆ど。この点に関しては立証できません。

 

●形状

ピックには代表的にティアドロップス、オニギリ型、小型のものと三種類です。これらのピックは東京のどこの楽器屋さんでも

販売されています。前回も書いたのですがティアドロップスはエレキの人、オニギリ型はアコースティックギターの人。

そして小型のものはジャズの人が好んで使っています。しかし私の師匠はジャズギタリストでしたがオニギリ型でした。

珍しいのでどうしてそのピックなのか聞いたことがありますが、慣れてしまったとのことです。

結局は形状はあまり関係がなく、こちらもピックを持つ基礎がしっかりしていればその形状でできない音楽はないと思います。

ただ、ベースのような弦の太い楽器はあまり小さなピックだと少し不安かもしれません。

 

●厚み

こちらは非常に重要です。私の感覚ですが0.7mm以下のピックは弦の振動や太さに負けてしまい、しっかりと弦に振動を

与えることができません。弦をしっかり弾くことは大切な基礎の一つです。ですので薄いピックはお勧めはしません。

ただピックの厚みは大きくサウンドを分けます。どうしても0.7mmよりも薄いピックを使いたい人はピックを持つときは

先を大きく出さず、短めに持ちます。ピックがしなる部分が少なくなり、しっかりと音が出せます。

厚いピックの特徴は厚みが増すにつれて音は中域の立った音になってゆきます。パンチのあるサウンドになります。

ですのでカッティングには向かないのですが弦に対する滑りが良くなるためこの点では弾きやすいピックになります。

 

●材質

実はこの材質がいいピックの条件です。ピックはどうしてもアクリル、塩化ビニールといったプラスチック。それを

鉄の弦にあてるので実際は相性がよくありません。弦にピックを当てた瞬間、ピックはプラスチックなので瞬間に

発生する減の振動に吸い付いてこようとします。そこで弦の音が少し本来の音と違ってきてしまい、最終的には

ボディへの振動も妨げ、ギター本来の音も変わってしまうのです。弦振動が最初のギターの音になるので

当たり前の現象なのです。だからピックでギターの音が変わることは絶対にあります。

 

・エレキギターの場合

ギターはピッキングをすると弦の振動が始まります。ブリッジ側に振動もするのですがナット側、いわゆる

フレットにも響きます。音程はそこから発生します。その音程はぶつかってまたブリッジ側へもどるのですが

ここでピックアップが音程を拾います。エレキギターは本来、空洞がありません。音は逃げることなく

ボディの振動として溜まり継続します。サスティーンと呼んでいます。このサスティーンがさらに弦を

振動させてまたピックアップが拾い、またサスティーンします。その際、ピックの音が弦振動を殺してしまうと

また音は変わります。

・アコースティックギターの場合

アコースティックギターの場合はピッキングをした瞬間にエレキギターと同じ原理になるのですが

トップ盤が振動を起こします。その振動で空洞の部分が音を反射させサウンドホールから飛び出るのです。

振動が溜まるエレキギターとの大きな違いなのです。アタック音と呼びます。このしっかりしたアタックを

出すためには弦振動が重要でまた妨げになるとやはりアコースティックギター本来の音ではなくなります。

ピックアップのあるアコースティックギターもあります。しかしピエゾピックアップといって

弦の振動をとらえるのではなくアコースティックギターのトップ盤の音を拾うため、ピックアップのある

アコースティックギターでも音は同じです。そしてピエゾに対してマグネットピックアップ。エレキギターの

仕組みのものと同じですね。こちらは同じ理由でまた、音を変化させしまいます。

 

結論を言えばどうあったも良いピックはその材質です。ピックが弦に当たった時に弦に吸い付く感じ

があるなら良いピックとは言えません。ピックに弦が吸い付きにくい厚いものを使えばよいのですが

サウンドが変わります。お勧めはクレイトンというピックです。上記になるティアドロップス、オニギリ型

小型と三種類あり、なんとい言ってもピックの厚みの種類がとても豊富です。たぶん、10バージョンくらいの

厚みが販売されています。

 

参考にしてみて下さい。よろしくお願いします。

 

 

 

 

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