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安いのか高いのか。レッスン時間は何分が必要?

東京は渋谷にあります。個人レッスン専門のギター教室。T’sGuitarSchoolです。

 

●今回はレッスンの時間について書いてみようと思います。このレッスンの時間は非常に難しい判断になります。初心者なら長いほうがよい、短いほうがよい、経験者はたっぷり練習したほうがよい。などなど様々な練習とレッスン時間は関係します。しかし大切なのはレッスン中の技術の習得。私もたくさんギターは習いましたが練習をせずにレッスン時間でギターが弾けるようになる。そしてうまくなる。これはほとんどありません。レッスン中にできることももちろんありますがそれは一人で練習をしてもできることに近いです。また自宅練習ではあっという間にできることでもあります。ですのでレッスンだけで自宅練習を一切しない、だから長い時間のギター教室を探すことはお勧めしません。その場ではできない、また一週間かかってできる練習。一か月は様子を見たい練習と内容は様々です。自宅練習がとても重要なので今回のレッスン時間は自宅練習をすることを前提にしてほしいです。そしてこれは経験者も初心者も同じことになります。

 

・グループレッスンか個人レッスンか

まずレッスン形態は時間を考えるには必要なことです。グループレッスンは人数にもよりますがやはり長いほうがよい傾向にあります。個人レッスンとは違い、先生の目は行き届かないことが多いです。初心者ならみんな同じと考えてしまう人もいますがそれは違います。能力差はどの段階の経験でもあります。ですので初心者だからグループでよいとは思えません。生徒の実力差も絶対にあります。そうなるとグループとはいえ、個々の指導が必要になる場合があります。私がグループレッスンを行う際はまず全員で練習します。そして個人練習の時間を用意して各々で自分の苦手な部分を練習します。そしてまた全体で練習をし、今度は個人個人の練習に辺ります。このように目的を持って運営をするのですがどうしても実力差がうまれるので全体練習のみといった練習は少ないほうになります。そうなると同じ時間にレッスンをしているけれども、実際は個人レッスンを同じ時間でレッスンすることになりますね。これではですのでやはり長い時間、1時間レッスンくらいになるのではないでしょうか。30分だとグループレッスンは本当に短くなり、通っていても手ごたえがあまりありません。そして人数にもよります。いかに1時間のレッスン時間があったにせよ、10人レッスンではほとんど個人的にみることができないです。そして個人レッスン。こちらは先生の指導を独占できるのでその長さは重要になります。※T’sGuitarSchoolではグループレッスンは行っておりません。私の過去の経験です。

 

・個人レッスンの時間

まず30分という長さが多いように思います。どうして30分なのかといいう理由も難しいのですが私の意見では短い気がします。T’sGuitarSchoolでは基礎練習を中心にレッスンを行います。曲で練習をすることももちろんあるのですがリズムトレーニング、音楽理論などにも取り組みます。そうしますと30分はあまりに短いです。例えばチューニング。これも生徒さん自身で行ってもらいます。うまくいかないで1分、2分とかかる生徒さんもいます。そこで正しいチューニング方法を教えていたらもうあっという間に20分ですね。ですので30分レッスンはまず宿題のチェックです。それができて、宿題の練習の修正、そこから次回の宿題の説明。これでもう終わりです。「リズム感をつけたい」「将来は作曲をしたいから音楽理論も教えてほしい」もう、完全に時間が足りません。そして45分レッスン。私はかつてこの時間で教えていましたが時間が足りないと思っていました。T’sGuitarSchoolは50分です。5分長いだけなのですが貴重な時間だと思います。T’sGuitarSchoolは生徒さんの入れ替えの時間は特に設けておりません。50分のレッスンが終わればすぐに次の生徒さんの50分のレッスンがはじまります。この入れ替えや生徒さんとのアイスブレイクになる貴重な5分間です。生徒が来て、いきなりギターを渡し、それですぐにレッスンが始まる。このような感じのレッスンだと「先生って怖い人」「先生に話しにくい」「今日は質問があった」などのことがなかなか話せません。これでは緊張の中レッスンは進みます。結果、レッスンの内容もコミュニケーション不足で終わることになります。

 

●このようにT’sGuitarSchoolはでは個人レッスンを専門にしております。グループレッスンは人数によってどうしても目が行き届く範囲が変わります。二人グループならラッキーなのですが六人グループともなると一人の時間は本当に短く、人数にともなって分数を多くすれば教室側に色々と問題がでます。五人までは一時間、六人からは1時間10分。そんな決め方をしてしまえばその後のレッスンのスタート時間に問題がでます。そして辞めた人がいてまた1時間レッスンに戻る。このようなことが繰り返されれば教室の運営がなかなか大変になります。初心者だったり経験者だったりもグループを組むのに大きく影響もします。実際のところ、教室のタイムスケジュールによってレッスン時間と値段が決まることもあります。決して生徒にとって適正なレッスン時間を設定しているわけではありません。例えばスタジオでレッスンしている教室はスタジオが1時間でレンタルなので1時間レッスンしか設定ができません。1時間のカリキュラムがしっかり組まれている場合は別なのかもしれませんがそれでも1時間は個人レッスンでは長く感じます。その分レッスンが充実するかもしれませんが宿題が多すぎて生徒が消化しきれるかも不安です。そして先生のスタジオ代も含まれているため、割高になります。T’sGuitarSchoolは私が借りている物件なのでご安心ください。それでは50分の良さはどこにあるか。

 

・カリキュラムが組みやすい

時間に余裕があり、かつ長すぎません。50分間は人が集中できる限度ともいわれています。学校などが50分なのもそのためです。25分間で基礎練習。残りの25分で曲の練習。どちらも約30分ですが説明も含めるととても時間に余裕があります。宿題のチェック、そして問題点の改善、そして次の宿題。これらがカリキュラムに含まれます。そうなりますと自分の弱点と課題が見えやすいですね。

・質問時間がとれる

30分のレッスンでもし質問が来てしまったらその質問に答える時間でいっぱいになってしまいます。質問に簡単に答えることができてもそれを実践して練習をしてしまえば15分、20分はあっという間です。そうなると先週の宿題のチェックができない、もしくはチェックで終わります。次回までの宿題が出せないので生徒は次までに何を練習すればいいのか。このような状況が続けばカリキュラムがうまく回らずレッスンは質問大会になります。質問に答えることは大切なのですがそれだけでは全くギターは上手くなりません。質問の内容はできるようになるかもしれませんがそれ以上のことにはならないからです。

・実技以外のことも話せる

その生徒さんの興味がある音楽のジャンルはもちろん、興味のないジャンルも紹介してあげることができます。YouTubeで上がっていたようなことを教えてあげることもできます。ギターの奏法だけではなくギター本体のことについても教えてあげれます。例えば弦の交換など。私はギター教室はギターの実技だけではなく音楽教室の一部だと思います。音楽理論、リズムトレーニング、そして楽器そのもの。また私も先生の体験談などを聞くのは好きでした。経験豊富な先生の話は面白いです。私のライブ経験など生徒さんに話してあげたいとも思いますね。

 

●50分のレッスン時間は個人レッスンでは適正だと思います。そしてこの時間を超えると実際、長く感じます。大切なのは家での練習になるので時間が長ければ宿題が増えてしまうことになります。T’sGuitarSchoolは基本的に毎週なのでやはり1週間でこなせる宿題を出したいと思っています。50分を超えるレッスンを個人でしてしまうと、あれもこれもになるのでやはり長いということになりますね。この50分で一体料金がいくらになるかというとT’sGuitarSchoolでは3200円(税込み)となっています。月謝制なので1回分で料金を承ることはありませんがわかりやすく言いますとこの料金です。これは安いになるかもしれませんね。もちろん、レッスンの内容があまりに充実したものではないといったことなら感じ方としては安いにはならないのかもしれません。しかしカリキュラム、時間の充実を考えれば安いと思います。T’sGuitarSchoolは基本を大切に初心者から経験者まで教えております。決して安い料金だけがポイントとは思っていないのですがやはり幅広くレッスンを行いたいと思います。稀に初心者はお断りという教室、スクールもあります。専門学校クラスになりますとプロを目指すことになるのでドレミのドが五線紙でわからない人、ドレミが全く分からない人が行くとレッスンについてゆけないことになります。またあまりにも長く高い料金で通うことになります。ドレミはどんな人が教えても位置は変わりません。ドレミのドはネットで調べればわかります。しかし初心者がこの状態でプロを目指す専門学校に入ってしまったらこれは「高い」になるかもしれませんね。ギター教室は入会してみないとわからない、少なくとも2,3か月は通はないと内容が見えない。そう言った意味で長いお付き合いになると私は思っています。そこでこの値段の安さを設定しました。

 

参考にしてみて下さい。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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