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ボディについて その他 スタインバーガー

ボディについて その他 スタインバーガー

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

前回からその他のギターを紹介しています。形が変形だとか木材関係なく紹介しておきたい

ギターを書こうと思います。ですのでアクリルのボディのギター、四角いジャックダニエルの

柄のギター、アルフィーの高見沢さんのエンジェルギター等は音や木材を語るようなものでは

ありませんので紹介は省こうと思います。

 

今回はスタインバーガー。

こちらは本当に特徴的だったのですが色々な理由から一斉を風靡しました。四角いボディでさらに

小さい形。いつも書くように小さいなら小さいサウンドです。ここまで小さければもう中域しかでない

気がします。またこの小ささから軽さもありました。エレキギターは重いです。私は2020年現在で

ギター歴30年。レッスン、演奏活動の毎日なので慣れはしました

 

が疲れた!と思った時ギターの

重量は何故かズシリと感じます。軽いわけではないのでいくら30年持ち歩いていてもつらいわけでは

ないのですね。ギターの重量を気にする方は多いです。

 

ただしスタインバーガーは言うなれば木ではありません。現在のものは別メーカーが製造していると思います。

だから木製なのですが本当に発売された当時はグラスファイバーであったりカーボン素材であったりしたそうです。

ギターだけでなく弦楽器はヨーロッパが原点です。この発想はいかにもアメリカ的な気がします。

サウンドはこのためとても個性的でかつ合理的でした。ミニギター、トラベルギターなど呼ばれるものも多数あるのですが

プロのミュージシャンも所有するほど。実はしっかりした弦楽器の要素をもっておりました。今回はボディの

回なのですが特徴はネック。ヘッドを無くして両方にボールエンドがあります。巻かないのでペグもありません。

チューニングはねじのような仕組みで弦を引っ張ったり緩めたりして調整します。ですので弦振動はまっすぐに伝わるのですね。

そしてネックもグラスファイバー

だったんです。その性質上、弦振動の伝達は抜群でした。

 

木でなければならないといった概念を打ち破ったものでした。要は弦楽器の要素をしっかり取り込める

ことができればその限りではないといった発想ですね。しかし特殊すぎました。まずトラディショナルな

ファンからは嫌われました。そして弦もどこにでもあるものではなく専用に購入しなければなりません。

高価だったんです。そして以外にも持ちにくい。そして座って弾けない。必ずストラップが必要に

なります。

などなど奇抜すぎましたね。でも紹介するには面白いギターだと思いました。

 

次回はオベーションを書きたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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