東京は渋谷にあります。個人レッスン専門のギター教室。T’ｓGuitarSchoolです。
●以前から子供にギターを習わせることについて書いてきました。子供とは今回も7歳、小学校一年生から１２歳、小学生を対象と思っております。どうして小学校一年生かというと私が経験した年齢だからです。ですので幼稚園のお子さんに関しては経験がなく正直指導できる自信がありません。もちろん６歳からでもギターは弾けるのですが指導方法が私にはわかりません。正直なところ小学校一年生といってもお子さんは本当に様々。おとなしくできる子供もいればそうではない子もいます。ちなみに私が受け持ったのは女の子でした。もちろん初心者です。ですのでもし男の子ならどうだろうと中々私には豊富な経験がありません。その点を踏まえて検討してほしいです。また料金に違いはありません。私の意見ではジャズのレッスンは高い、アコースティックギターのレッスンは安い。そんな考えがありません。皆さんとレッスンをする５０分間は同じです。ですのでお子さんの５０分レッスンが変わるわけではないので同一料金とさせてもらっています。逆に子供だから短めといったコース時間の変更もまた考えていません。子供にギターを習わせるというようりギターを通して音楽を教えると思っていただけたら幸いです。学校教育の音楽の授業はどうしても大人数だったりしますね。そうなると楽譜が理解できていてもいなくても授業は進む。学校の音楽の授業は退屈だという人もいますが仕方がない部分もあるかとは思います。そんなとき、ピアノやギターを通して音楽を学校以外で学べるのは非常に良いことだと思います。ですので楽譜の書き方も指導したいと思っております。小学校六年生から通っている生徒さんの話です。レッスンではリズムや楽譜の読み方も教えます。もちろん小学校六年生の生徒さんにも教えました。そうするとなんと学校の音楽の成績がかなり良いらしいのです。学校での音楽、体育、美術などの教科は学校以外で習っていないと中々良い成績はもらえません。塾や英語もよいのですが音楽教室に子供を習わせることはとてもメリットが多いと思います。
・親子とのコミュニケーション
T’ｓGuitarSchoolでは小学校五年生くらいまでは親御さんのレッスンの同席をお願いしております。レッスン時には宿題があります。しかし中々子供さんには宿題の内容をしっかりとお伝えすることが難しいです。特に小学校四年生くらいまでは言葉の問題もあり、中々私では伝えきれないこともあります。私の中でとてもやさしい言葉にしているのですがそれでもやっぱり難しい言葉使いになります。やはり宿題の内容は親御さんにメモを取ってもらい、それを家での練習で伝えてほしいのです。そして親御さんも宿題の手伝いをしてほしいと思います。さすがに小学校三年生までは親御さんがついていないと自主的にはなかなか練習はできません。これも必ずお願いしていることです。そして私のレッスンの内容の伝達。例えばメトロノームを必ず使う。とても大切なのですがどうしても子供がゆえにその使い方なども難しいです。また任せきりにしてしまうとこういったことも抜けてしまうのが子供です。練習の準備からもしっかりお付き合いしてほしいと思います。このように親御さんの協力は非常に大切です。実は子供のレッスンは平均２年、３年と長いものです。中学受験等がない限り皆さん、ずっと通っています。子供だけの飲み込む能力の速さもあります。しかし何より親御さんが練習をしっかり見てくれているからだと思います。伝え漏れがなかなかありません。本当にこの親御さん同席のレッスン、自宅練習は大切です。そして何より良いコミュニケーションになっていると聞きます。学校の勉強も親御さんがチェックするのですがやはり皆さん、ギターのほうが楽しいのでしょう。それを親と一緒にできるとなると子供さんもその時間が楽しいようです。そして子供さんがどんどんとギターが弾けるようになると親御さんとしても楽しいのではないでしょうか。学校の成績とは違った意味での子供の成長はどんな親御さんでも嬉しいものですね。ぜひ、大切なん時間だと思ってください。
・楽器経験
こちらもとても役に立つと上記にもありますが、学校教育だけでは音楽を知ることは難しいです。学校が悪い訳ではありません。学校の教育には幅広く教えることが目的でもあります。特に音楽のような副教科はそうですね。ですので運動が得意でない子供もいつか役に立つために体育の授業は大切だと思います。そして絵を一度も書いたことがないように美術も必要ですね。そしてその子供にとって将来何が大切になるかは誰にもわからないことです。私も学校の音楽の授業はそれほど好きではありませんでした。特に小学校四年生の担任の先生が珍しく音楽の先生であり、それもあってかとても厳しかった先生です。音楽の授業ももちろん、礼儀なども厳しい先生でした。実際音楽業界もこの辺は厳しいです。ですので今から思えばそういった傾向もあったのかもしれません。しかし礼儀はあってもとてもいいものなので、逆に今では役に立っています。その副教科の音楽ですがギター教室に通うことで他の子供がしないこと、楽器経験ができるのはとてもいいことではないでしょうか。実際、私が見てきた生徒さんで実は音楽経験が学校の授業以外である人が多いです。部活動での音楽経験も多いです。やはり大人になって何か趣味を見つけたいとなると全くの未経験よりもやはり敷居が低くなるようです。また少しでも楽譜を読んだりしているのでこれもまた楽器の趣味を持ちたい気持ちになりますね。子供でギターを始めても受験などでどうしても続けることができなくなる時はあると思います。しかしそんな子供でも将来の趣味にギターが選ばれることはとても嬉しいです。数ある楽器の習い事ではありますが将来に役に立つときが来ると思います。
・基礎
T’ｓGuitarSchoolでは基礎をしっかり身に付けてもらうレッスン内容となっております。これは初心者だけではなく経験者も同じです。今回は子供のギターレッスンについてなのでもちろん基礎は練習してもらいます。まずドレミファソラシド。残念なことにギター経験者でもほとんどの人が弾けません。ましてフレットボード全部を使ったドレミファソラシドをしっかり弾ける人を独学の人ではほとんど見かけません。ドレミを読まずにできるギター専用の楽譜、タブ譜があります。これは確かにリズムそのものは通常の楽譜と同じなのですがドレミが読みやすい略のようなものになっています。もちろん役に立ちます。無機質なギターのフレットボードを最初に覚える必要がありません。そこからギターをスタートしていたのではそれこそ楽しくなくて辞めてしまいます。しかし知らないといざどこに音があるかがわからないでは大変です。ですのでアコースティックギターであってもドレミファソラシドは練習してもらいます。そしてリズムです。リズム感はギターを練習しているだけでは上達はしません。もちろんある程度なら可能なのですがどうしても楽器を演奏しながらとなるとリズムまで気が回りません。テクニックに持っていかれてしまいがちです。そうならないようにリズムをつける専用の練習方法があります。このようにギターの基礎だけではなく音楽としてのレッスンも組み込んでおります。大人になって、ギター以外の楽器の趣味を持つ場合でも非常に役に立ちます。やはりどんな時でも基礎は大切です。そして子供のころから基礎の大切さを学べればどんなことでも基礎の大切さがわかるのではないでしょうか。大人になって、ほとんどの人が基礎は大切だといいます。しかし残念ながらその本当の大切さを理解している人が多くはありません。実際にドレミファソラシドの練習は正直つまらないものです。リズムのトレーニングも同じです。間違えて進まないこともあるでしょう。そこで辞めてしまうんですね。残念です。しかし長年ギターを弾いたていたとき、ある時気づきます。なぜこれができるのだろう、なぜみんなが難しいとしていることが自分にはできるのだろう。これは実は基礎を学んでしっかり実行したからなのです。基礎練習の本当の意味を知ることができるのはかなり後の段階です。実際にギターでいえばアコースティックギター、エレキギター、ジャズギター、どれも中級レベルの時なんです。中級のレベルにならないと気が付かないことも多いです。しかし基礎の大切さを知ることを子供のころから身に付けておけば大人になったとしてもその本当の意味が分かると思います。ギターだけではなく仕事やほかの習い事でも基礎を大切にし、何事においても根気よく、諦めない習慣がつくかもしれません。少し大げさなのかもしれませんがこれは私の経験でもあります。
●このように子供のころからギターを習うことには大きなメリットがあります。もちろんリスクもあります。大抵の場合、子供がギターを弾きたいと言い出すようです。一昔前は英才教育の一環のようなもので強制で親がギターを習わせていました。親御さんがギター好きだったりもします。しかし今ではYouTube、ティックトックなどでたくさんギターを弾く人を見かける機会があります。最近の傾向は子供がギターを弾きたいと言い出すようです。しかしあくまで子供です。初心者でもあります。ですので少し難しい、つまらないと思えばそれは興味がうせてしまうのも仕方のないことだとは思います。そのためというわけではありませんがT’ｓGuitarSchoolでは高校生までは学割として通常１１８００円を９８００円にしてあります。子供にギターを習わせるには親御さんに少しハードルはありますがぜひ、検討してもらえたらと思います。
参考にしてみてください。よろしくお願いします。
