Loading...

弦について。エレキギターの弦。

いつもご覧いただきありがとうございます。

休校して金曜日を迎えました。火曜日から渋谷でのレッスンはお休みして
いますがまだ1週間も経っていないんですね。不思議な感じです。

前回は弦の種類などについて書きました。今回はエレキギターの弦です。

まず太さ。標準的なサイズも2種類あります。6弦が0.42というサイズから
始まり1弦が0.09。出荷される弦のオーソドックスなサイズでよく
使われています。そしてGibsonのギターの出荷は6弦は0.46から始まり
1弦は0.10。私はこのサイズのセットを愛用していますがこちらも
多いセットになります。

好みで言えば様々なのですが私の知る限りでは0.46から0.10までの
セットが好きという人が多い気がします。しかし量産のギターは0.42から
0.09が多いのでそのままサイズを変えずに使用する人も多いのではないでしょうか。

このセットのサイズ、意味はありません。ただ単にメーカーがこれでよいと思ったの
ではないでしょうか。代表的な6弦と1弦のセットはこちらなのですが各弦のサイズの
太さを見てみますと

6弦 0.42  
5弦 0.32
4弦 0.24となるのですが3弦は0.16。6弦から比べると太さの変化がバラバラです。

もちろんサウンドには影響があるのですがこれがベストのセットという理由はありません。
むしろ私たちが弦の太さをバラバラに選んで購入するのは非常に難しくできたとしても
現実的ではありません。とても面倒です。ダダリオというメーカーは弦では大メーカーで
インターネットで注文すればバラ売りがあり購入も可能です。しかし私の知る限り弦の
太さを自分で研究して購入できるのはこのダダリオだけです。
弦の音色はメーカーによって様々なのでダダリオが気に入らない人はセット弦を
複数買ってばらして使うしかない。これはもう現実的な発想ではありません。弦は消耗品なので
毎月のようにこんなことはできません。またコストも異常にかかる気がします。

因みに私の先生はアメリカのメーカーに6本全てばら売りをしてもらって購入していました。
しかし本当に入手が難しいので1弦につき50本単位で購入していました。
値段は聞いていませんが相当な額になる気がします。しかもほどんどが応じて貰えません。
対応してくれればラッキーなくらいらしいです。結局のところ、ロットがありますから
そのロットから外れるとメーカーも大変なのでしょう。

このような理由からエレキギターの弦はセット、しかも2種類のバージョンが一般的になりました。

まだ続きを書きます。

よろしくお願いします。

このページのトップへ移動