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ギターのヘッド 4回目

ギターのヘッド 4回目

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回はギターのヘッド4回目ですが番外編です。

 

私の所有しているギターPRS(ポールリードスミス)というメーカーのギターです。

ご存じの方も多いと思いますがいまやギブソン、フェンダーについでのメーカーに

なり3代メーカーに数えられるくらいになりました。

実際には素晴らしいメーカーはたくさんあります。ガレージ系などとも呼ばれそれは

たくさん存在します。ですがアメリカのメーカーは何故かとても売れるようになると

工場を大きくしオートメーションを取り入れて‥。どんどん質が落ちてゆくんです。

廉価版をたくさん発売しもう数人で制作していたクオリティはどこえやら。

もう最初に作っていた職人さんは社長の椅子です。もちろんこんなことをしていては

直ぐに潰れてゆきます。なぜならそのスタイルは既にフェンダー、ギブソンの2代メーカー

がやっているので。

 

何故かそういう風潮のアメリカでPRSだけが未だにクオリティを落とさず頑張っています。

ユーザーは正直です。だからフェンダー、ギブソンの次に数えられているのでしょう。

前置きが長くなってしまいましたが今回このPRSのヘッドを紹介します。

 

写真が見ずらいかもしれませんがいかがですか。3対3なのに弦がストレートになっています。

そう、ギブソン等に見られる3対3のヘッドの弱点をカバーしています。私のPRSの写真ですが

実は20年前に購入しており、ペグはまだ昔のタイプです。ですが現在でも仕組みは少し変わり

ましたが同様のものなので現在のPRSと同じなのです。ギブソンにも過去には3対3のヘッドで

ストレートがありました。しかし3対3のヘッドは小さく作らないと従来のペグではシャフトが

届きません。個人的な意見ですがあまりスタイリッシュではありませんでした。

 

そこを見事に「かっこいい」デザインにしたのもPRSの売れている理由ではないでしょうか。

そしてPRSは少しボディが小ぶりなんです。フェンダーでゆうディンキーサイズです。

そう、ヘッドを小さくしてしまうとボディも小ぶりにしないとデザインはおかしくなります。

私がギブソンはスタイリッシュではないと感じる理由はボディは同じサイズなのです。

もちろんボディを小さくするとサウンドは変わるのでデザインだけを求めてはいけないのですが

「かっこいい」は大切です。

 

3対3のヘッドをかっこよく、それに合わせてボディも考案しかつクオリティを保つ。

PRSが大きく躍進した理由なのでしょう。

 

次回はナットを紹介します。

 

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